子供の頃からうなぎと言えば、「飯の上に蒲焼がのっているもの」であった。
そもそも、「蒲焼」という概念自体が大人になってからのもので、
うなぎ、と言えば「うな重」もしくは「うな丼」だったわけだが。
だもんで大人になって「ひつまぶし」という新しい食べ方を知った時はなかなか新鮮だった。出張で名古屋方面にたまに行くので、「あつた蓬莱軒」に行ったりするけれど、
実はこのひつまぶし、旨い店で食わなくても、安い鰻を美味しく食べるには最適の食べ方なんじゃあるまいか。
という訳で、今晩の我が家の夕食はひつまぶしにした。
うなぎは、駅近くの大衆うなぎ串焼き飲み屋、「ほさかや」でお土産を購入。
http://gourmet.yahoo.co.jp/0000833102/0002791430/ktop/
この店は別にうなぎがまずいわけじゃなく、むしろうまい。
カウンターで串焼きを片手に二級酒やホッピーを飲む、
「大衆」という言葉の似合う渋い店である。うなぎも、焼き方に拘っているらしく、香ばしい。
米メニューが(ランチ除き)一切存在しないのが欠点か。
前に、米を持ち込んでる常連らしきおっさんは見た事あるけど。
蒲焼とくりから焼きを買って、スーパーでネギと大葉を購入。
おひつがないので土鍋で代用、炊いた米を土鍋に入れ、うなぎのタレをかけ、
上に刻んだ大葉を敷いて、ぶつ切りにしたうなぎを置いてゴマを振り、
海苔を揉んでかけまわせば完成。楽チン。
お茶漬け用の出汁は、小口パックのカツオだしを。
わさびも添えて、いただきます。
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by jakioh
| 2008-03-03 16:22