「牛やたん平」
2006年 10月 05日
久々に料理で感動した!
それがこの「たん平」。
神戸に帰ってくるとイチローが毎日来てるとか、
色々と有名な店らしい。
はっきり言ってそんな箔なぞどーでもいいというか、
普段ならむしろマイナスに考えるヒネクレた俺だが、
この店ばかりは素晴らしかった。
しつこさがない、あっさりとした味わい。
突き出しに丁度いい。
一切れ一切れが歯ごたえがあり、
それでいて、噛んでいると口の中で脂身が溶けていくのがわかる。
いつまでも噛んでいたいが、あきらめて飲み込むときの、
喉ごしのつるりとした感触も素晴らしい。
ポン酢ダレをつけていただく。
これもすごい。
やっすい焼肉屋の、ハムみたいな冷凍タンとはモノが違う。
一枚一枚に味があるうえ、写真はなんと一人分です。
ボリューム=満足度もばっちり。
この肉厚、サシのたっぷりはいったハラミを、
大量のにんにく・玉ねぎと一緒に石鍋で、
野菜の甘みと、肉の甘みが交じり合う、
この豪快さと、単純さから来る、逆説的な奥深い味はどうか!
で、シメがまた凄い。
とろとろに溶けた肉と、
おそらくは野菜から作ったであろう、自家製デミソース。
息をつく暇もなくすすりこむ。
このあたり、店側もこちらの状態を把握しているのか…
甘からく炒めたタンを乗せた、丁度いい分量の白米を、
シチューに続いて、一瞬で食べてしまう。
この記事を書きながら反芻してよだれが出てきた・・・
神戸、あまり楽しめなかったけれど、
この店に行けただけでも価値があった。
上記コース、ひとりまえ7000円弱と、決して安くは無いけれど、
満足度はすさまじく高い。
もし神戸に行く機会があったら、是非足を運んで見てほしい。
ってブログなんて書いてる場合じゃないよ俺、
明日また4:00起きだ・・・おやすみなさい。
by jakioh
| 2006-10-05 22:56